こんにちは、矢島ヒデです。
本日は、前回に引き続き『ランディングページの作り方(中編)』について解説していきます。
前編では、
①キャッチコピー
②恐怖と痛み
③欲と願望
④ストーリー
主に、ランディングページの前半部分について詳しくお伝えしました。
まだお読みでない方は、先にこちらのページからご覧ください。
今回は、その続きである、
⑥ブレット(ボレット)
⑦金額と理由
⑧特典
以上、4点についてみっちり解説していきますね。
それでは、早速みていきましょう!
ランディングページに必要な構成要素
⑤商品説明
まずは、これまでのお客さんの心理状況をまとめておきます。
①キャッチコピー
『えっ?これ凄く気になる!
続きも読んでみようかな。』
②恐怖、痛み
『このまま放っておくと、
マジでやばそうだ…。』
③欲、願望
『でも、何とかなりそう。
解決の糸口も見えてきた!』
④ストーリー(自己紹介)
『この人なら、
信じられるかも…。』
◆
◆
◆
そこで、次に浮かんでくるのが、
『じゃあ、実際どうやったら上手くいくんだ?』
という疑問です。
それに答えるため、具体的な商品説明に入っていきます。
このパートで伝えるべきことは、以下の4つ。
②結果が出るまでの仕組み
③結果が出るまでの投資(時間、労力など)
④実践後に待っている具体的な未来
例えば、英語教材を販売するなら、
(以下、中略)
あなたがやるべきことは、音楽のように毎日30分聞き流すだけ。たったこれだけで、わずか60日間で無理なく、英語耳とネイティブ発音が身につきます。
例文なのでザックリ書いてますが、しっかりと商品の魅力を伝えることが大切です。
また、文章だけでなく『商品のイメージ画像』を入れることで、さらに反応率が高くなります。
⑥ブレット(ボレット)

ブレットとは、直訳すると『弾丸』という意味です。
一言でいえば、”メリット(ベネフィット)の羅列”のこと。文頭に付ける「・」「✓」「☑」といった記号が弾丸のように見えること、メリットを次々と打ち込んでいくことから、ブレットと呼ばれています。
具体的には、以下のような感じ。
✓字幕なしで映画を楽しめるようになる!
音声教材を2週間聞き流しあと、字幕なしで映画を観て下さい。今まで聞こえなかった英語の音が耳に飛び込んでくることを実感できます。
✓洋楽をもっと楽しめるようになる!
洋楽を聞いた時に、英語の音として歌が耳に入ってくるようになるので、洋楽をもっと楽しめるようになります。
✓海外旅行でネイティブに通じる発音が手に入る!
※説明文
✓今までの半分の時間で英語をマスターできる!
※説明文
✓ネイティブとの英会話が楽しめるようになる!
※説明文
✓TOEICのリスニングのスコアアップができる!
※説明文
✓外資系企業の外国人と流暢に会話できるレベルに!
※説明文
✓『L』や『R』といった日本人には難しいと言われている単語をきれいに発音できる!
※説明文
このパートでは、冒頭のキャッチコピーで入りきらない、複数のベネフィットを一気に紹介していきます。
書く際のポイントは、様々なタイプのお客さんに対応できるよう、多彩なベネフィットを盛り込んでいくこと。
実際、ページを公開するまで、どんな文言がお客さんに響くのか分かりません…。
なので、数撃ちゃ当たる作戦で、”バンバン”と乱射するイメージでOKです。
また、ブレットの場合、キャッチコピーとは異なり、いくつも書くことができるので、あらゆる角度からアプローチすることを意識してみてください。
慣れないうちは、他のページを参考にしながら、気に入った表現を真似して書いてみると良いですよ。
⑦金額と理由
ここまで、充分過ぎるほど商品の魅力について伝えてきました。
次に、お客さんが気になるのが『金額』です。
お客さんの心理としては、
『商品が凄いのは分かったよ!
で、結局いくらなの?』
ってこと。
当然、お金の話になれば、お客さんも冷静になり始めるので、細心の注意を払う必要があります。
そこでポイントになるのが、金額と一緒に『なぜ、その値段になるのか?』という理由をセットで伝えてあげること。
たとえば、商品の金額が「3万円です!」と書いたら、お客さんには「なんで、その金額なの?」という疑問が湧いてきます。
その理由をしっかり提示してあげることで、納得感が高まり、成約率も上がるのです。
・他の方法の場合、いくら?
・安売りする理由は?
英語の教材を例にあげると、
しかし、スミス先生はすでにたくさんの生徒を抱えているので、一人で教えるのは限界があります。
そこで、スミス先生のレッスンを受けるのと同等の効果を多くの人に出してもらうため、有名な言語学者◯◯さんや科学者の●●さんの力も借りて、この『△△英会話プログラム』を開発したのです。
しかし、毎日聞き流すだけで、英語耳とネイティブ発音が身につく『△△英会話プログラム』を、最初いくらで販売しようかずっと悩んでいました。
あまり安い金額にしてしまうと、真剣に取り組まない人が出てくる恐れがあるからです。遊び半分で参加する人が増えることで、本当に悩んでいる人のサポートに手が回らなくなるのは、私自身も本意ではありません。
さらに、高額な費用を払ってスミス先生の授業を受けている生徒さんから苦情を受けるリスクも考えられます。
現在、インターネットでは「聞き流すだけで英語が上達する!」とうたっている英会話教材が5万円〜13万円ほどの価格で販売されているようです。
なので、より多くの人が参加しやすく、かつ真剣な人だけが決断できる金額にしようと思い、特別に今だけ12,900円という価格で提供することにしました。
一般的なスクールに通うとしても、月額でこれ以上の費用がかかります。正直、かなり安いですが、それでも構いません。
ただし、1つだけ条件があります。
このメソッドを実践した1ヶ月後、あなたの結果報告を私に届けてほしいのです。
私が何より嬉しいことは、この方法を実践することで、一人でも多くの日本人がバイリンガルになって、より幸せな人生を歩んでもらうことです。
もちろん、報告義務はありません。
ただし、もし1ヶ月後に結果を出したあなたが、
「私以外の悩んでいる人にもこの方法を知ってほしい」
「もっと多くの人に体験してもらいたい」
そう思ったとき、気軽にメールをいただけたらとても嬉しいです。
一例として紹介しましたが、言い回しは自由に変えてもらって構いません。
ここで重要なことは、正直な気持ちを相手に伝え、それを理解し合える関係を築くこと。そのためには、とにかく相手を知ろうとする姿勢が大切です。
テクニックに溺れることなく、あなたの誠実な想いを伝えてみてください。
⑧特典
前のパートで、お金の話をしたことで、お客さんのテンションは”ガクッ”と下がっています。
「飲み会でも使っちゃったしなぁ…」
「子どもの給食費払わなきゃ!」
そこで、もう一度「欲しい!」という熱量を取り戻すため、魅力的な『特典』を準備します。
ページの途中で、お客さんに考えさせたり、迷わせたりしたら負けです。色々考え始めると、良からぬ方向へ脱線しちゃうんですよね…。
そうじゃなくて、キャッチコピーから最後まで一気読みで、無意識のまま『購入ボタン』を押してしまうのが理想的な流れ。
お客さんに考える隙を与えず、一気にたたみかけるのが『特典』の役割です。
ただし、何でも闇雲にプレゼントすれば良いという訳ではありません。
特典を付けるときは、以下3点を意識してみてください。
②プラス20点を目指す。
③限定性をつける。
それぞれの項目について、詳しく解説していきますね。
①想像を上回る。
どんな人でも、想像を上回れるのが大好きです。
例えば、記念日にサプライズがあると、感動してしまう女性は多いはず。ほかにも、今年は貰えないと思っていた冬のボーナスを突然渡されたら、誰だって嬉しいですよね。
それと一緒で、とにかく想像を上回るような特典を準備することが大切です。
相手の想像を越えるような特典をつけることで、成約率は劇的にアップします。
②プラス20点を目指す。
当然ですが、必要のない”ゴミ”のような特典をもらっても嬉しくありません。
特典を付けるときは、
メイン商品だけで足りないものは?
成功を速めるものはないか?
なかには、メイン商品の一部を残しておいて、特典に回そうとする人がいますが、これは絶対にやめて下さい。
あくまで、特典は100点を120点にするもの。まずは、商品のみで100点満点のサービスを提供して、そのうえで特典分の20点を追加するというイメージを持つと上手くいきます。
そもそも、特典の目的は、金額の話で冷めてしまったお客さんの欲を呼び起こすこと。
相手にとって、「絶対これ欲しい!」「買わなきゃ損!」と思えるような、クオリティの高い特典を付けてあげましょう。
③限定性をつける。
特典をプレゼントする際は、『限定性』をアピールすることが大切です。
人数限定、数量限定、期間限定など…。ちゃんと探せば、必ず何かしら見つかるはずです。
多くの人は背中を押しあげてないと、「次でいいや!」とすぐ後回しにする傾向があります。お客さんの悩みを少しでも早く解決するために、その場で即決してもらいましょう。
ちなみに、特典をプレゼントすることで、”成約率が2倍以上アップする”というデータもあります。
今すぐ買う決断ができるよう、ぜひ素晴らしい特典を考えてみてください。
最後に
いかがでしたか?
今回は、
⑥ブレット(ボレット)
⑦金額と理由
⑧特典
以上、ランディングページの中盤部分について詳しくお伝えしました。
どのパートでも共通して言えるのは、お客さんの疑問を先回りして、一つひとつ丁寧に答えてあげること。疑問が湧いてモヤモヤした瞬間、ページを閉じて、二度と戻ってきてはくれません。
常に、お客さんの心理に沿って書くということを忘れないでください。
次回は、
⑩限定性
⑪申込み
⑫追伸
いよいよ、最終章に入っていきます。
クロージングは、成約率を高めるうえで一番重要なパートになるので、必ずお読みくださいね。
『後編』については、こちらのページからご覧いただけます。