【コロナによる働き方改革】リモートワークの最大の問題点とは何か?

リモートワーク(テレワーク)

どうも、矢島ヒデです。

昨今、新型コロナウイルスをきっかけに、政府主導でリモートワークが推奨されています。

厚労省から『新しい生活様式』なるものが発表され、

・テレワークやローテーション勤務
・時差通勤でゆったりと
・オフィスはひろびろと

・会議はオンライン

等など、具体的な実践例がいくつも示されました。

もちろん、リモートワークにはメリットがある反面、デメリットも存在するわけですが、大抵の問題は「そこまで深刻じゃないなぁ」というのが率直な感想です。

様々な専門家が指摘している問題の多くは、少し考えれば解決策が思いつくようなものばかり・・・。

あくまで枝葉に過ぎず、そこまで大げさに騒ぐようなことことではありません。

ただ一つだけ、どうしても解決が難しい”構造的な欠陥”がリモートにはあり、根本的な対策を見出すにはちょっと時間がかかりそうだなぁという印象を受けました。

そこで今回は、リモートワークの重大な問題点を明らかにし、その解決策について考えていこうと思います。

リモートワークの最大の欠点について

リモートワークの課題

チームが作りにくい

リモートワークの最大の問題点は、

「強いチームを作りづらい」

ということ。

例えば、サッカーでも野球でもラグビーでも構わないんですが、オンラインの繋がりだけで”ワンチーム”を作るのは中々に難しい。

それこそ、日本代表クラスになると、年間200日くらい合宿して、同じ釜のメシを食べ、苦楽を共にすることによって、はじめて世界で戦える強いチームが育つわけです。

当然ですが、何気なくチームを作ろうと思って「はい、できました!」という単純な話ではありません。

そう考えると、果たしてリモートだけで強いチームを作れるのか、甚だ疑問が残るんですよね。

 

日本人の慣習

ヒデ
特に日本人は、学校で育ち、部活で育ち、会社で育つ人間が大半を占めます。

つまり、我々は人と直接的に交流することで、様々な『文化』を生み出してきたわけです。

そもそも論、僕らは顔を突き合わせて、喜怒哀楽を共有して、同じ目標に向かって頑張る、という原始的な方法でしかチームを作ったことがありません。

裏を返せば、我々の細胞には”リアルな繋がり”によるチーム作りの経験しか入っていないということ。

それ以外の方法を肌感覚で知らず、それに準ずる訓練も一切してきてないため、リモートでのチーム化は困難を極めます。

オンラインでチームを作ろうと考えたとき、今一ピンとこないのは、このような理由があるからなんですよね。

 

リモートワークに関する調査データ

新型コロナの渦中で、実際にリモートワークを行なった会社の社員にアンケートを取った所、ちょっと面白いデータが出てました。

「コロナ収束後にどんな働き方をしたいですか?」という質問に対して、「早くオフィスに戻りたい」と社員が答える会社と、「このままテレワークで働きたい」と答える会社がきっぱりと分かれていたのです。

前者の方は、普段からメンバーの結束力が強く、個々の役割分担も明確に分かれているチーム型の会社ばかりでした。

一方、後者は結果のみで評価する成果主義の会社だったり、単独で仕事をすることが多いバリバリの営業会社だったり、そもそもやりたくないことをただやらされているだけの雑用会社だったり・・・。

要は、チームとして全く機能していない会社の社員のみが、「このままテレワークで働きたい!」と答えていたんですよね。

ヒデ
すっぱりと二分割されていたので、この結果はとても興味深いなぁと思ったんですけど・・・。

いずれにせよ、どんな仕事だろうが、チームじゃなければ実現できないことは必ず出てきます。

1人で完結するプロジェクトで世の中が埋め尽くされているのであれば話は単純ですが、実際はそんなことありません。

これは、スポーツの世界でも全く一緒ですよね。

例えば、野球はルール上、両チーム揃って18人いなければ試合にならないので、どんなに1人で頑張ったって意味がない。そもそも、試合として成り立たないわけですから(汗)。

それと同じで、日々仕事をしていく中でも、チーム戦にしないと成立しないことってわりと多いんですよ。

そして、

「この問題をどうするのか?」

「どうやってワンチームを作るのか?」

という部分が、リモート化するにあたって最大の課題になると考えています。

しかも、こんなの教えてできるようなものじゃないですからね。そもそも、細胞レベルでこの感覚がないわけですから、頭で理解できても肝心の『心』がついてこない。

例えば、「Zoomをこうやって使って、意思の疎通を図って、毎日一時間必ずミーティングをして…」とかやっても強いチームが作れるわけないんですよ。

解決策も中々見当たらず、一番厄介な問題だなぁと感じてます。

テレワーク時代のチームビルディング術

テレワーク時代のチームビルディング
ヒデ
先述した通り、リモート化するにあたって、最大の難関は”ワンチームを作りにくい”という点。

特に、我々日本人にとって『時間』と『空間』を共有できないことは致命的。チームを作ることの難しさは、リモート化の本質的な課題だと言えます。

とはいえ、今後社会全体がリモートに移行するかどうかは分かりません。もしかすると、再び元の生活に戻る可能性もゼロではないからです。

ただ、ある程度この流れを受け入れるとすれば、我々が取りうる解決策は3つに絞られます。

 

①チームを作らない=個人主義化

リモートでチームが作れないなら、最初から作らない方向で進めてしまうのも一つ。

つまり、個人主義化ですね。

複雑でややこしいことは端からやらない。あるいは、個人の能力を伸ばしまくって、本来100人必要だった仕事を5人で済ませてしまうような体制をつくる。

ある意味、マッチョな方向で推し進めるのが一つ目のやり方です。

決して簡単ではないですが、可能性はゼロではないでしょう。

ただし、以下の記事でも詳しく書いていますが、バラバラの個人主義化が加速することが、「果たして人間にとって本当に良いことなのか?」という問題は少し考えなければいけないなぁって気がしますね。

幸せの定義

【幸福論3.0】人間はいかにして本当の幸せを得られるのか?

2020年6月30日

 

②リモートでもチームを作れるようにする

VR(バーチャル・リアリティ)系のテクノロジーが進化すれば、リアルに一緒にいるような感覚がもたらされるかもしれません。

例えば、Zoomだと遠隔感がどうしても強くなってしまうので、何かこの場にいるような疑似体験をできるシステムを開発して、リモートでもチームを作れるようにする。

昨今、急増している『旅行』を疑似体験できるようなものをイメージして貰えれば分かりやすいと思います。

今以上に精度が高いVRができれば、仮想空間上で一緒に会議をしたり、ご飯を食べたり、あるいは共同で作業をしたりすることが可能です。

バーチャルと言えども、一応共有している感じはするので、チーム作りには役立つかもしれませんね。

近未来予測

【近未来的ビジネス論】今後インターネットはどうなっていくのか?

2019年12月11日

 

③「新しい生活様式」を完全シカト

ラスト3つ目は、政府が提唱する『新しい生活様式』なるもの完全無視して、元のやり方でゴリゴリに仕事をするスタイルです(笑)。

実際、僕のコンサル先の営業会社はこんな感じでやってます。

それが良いのか悪いのかはさて置き、一つの策として全然あり得る話だと思います。

いずれにせよ、上記3つの中から一つだけ採用されるのか、あるいは良いとこ取りで全てが採用されるのかはよく分かりませんが・・・。

我々は、

「社会の人々がどれを選択するのか?」

「世の中がどういう方向に進んでいくのか?」

という部分は、しっかりと把握しておく必要があります。

そして、どんな状況になっても構わないように、自分の身の振り方を考えておくことが重要です。

ヒデ
別に、個人主義化が進もうが、VR系の最新テクノロジーが開発されようが、あるいはガン無視して元のスタイルに戻ろうが、社会がそれを選ぶならどれでも良い。

僕のような凡人には、社会の大きな流れを変えることはできないし、社会がどうなろうが自分のままでやっていくだけですから。

正直、どれが採用されても構わないけれど、その動きを踏まえて自分のこれからの生き方をじっくりと考えていきたいなぁと思ってます。

最後に

新型コロナウイルスの緊急事態宣言が解除されて、約1ヶ月ほどが経ちました。

これが果たして、3ヶ月、半年、1年経ったときに事態がどうなっていくのかを僕は注目しています。

もちろん、それは仕事の話だけじゃなく、親戚付き合いだったり、友達付き合いだったり、学校のあり方だったり、世界経済の動向だったり・・・。

それらを含めて、注意深く見守っていきたいですね。

ヒデ
今はちょっと過剰に振れている部分があるので、もう少し事態が落ち着いたときに果たしてどの辺に着地するのか?

恐らく、最終的には真ん中あたりで落ち着くと思うんですが、これが「具体的にどんな状況なのか?」というのは数ヶ月もすれば徐々に見えてくるはずです。

まぁ、世の中どうなろうが、真の理想は”自分で生き方を選ぶこと”。

「俺はこんな風に生きていくんだ」という道を選んで、それに共感してしてくれる人たちと共に生きていく。それが一番です。

とはいえ、中々そうはいかない人たちもいると思います。

その場合、社会の人々がどのような選択をするのかをよく見ておいて、どれが採用されても良いようにしっかりと準備しておく必要があるわけです。

誤解を恐れずに言えば、新型コロナなんて風邪に毛が生えたようなものなので。

これから第2波、第3波がやって来るかもしれませんが、その際はどうか慌てず、騒がず、そして冷静に状況の把握に努めてください。

くれぐれも、アホなマスコミの報道に踊らされないようにしましょうね。

以上、最後まで読んでくれてありがとうございます。

マスメディアの洗脳

【マスメディアと洗脳論③】テレビによる恐るべき”洗脳手法”の実態

2019年11月6日
リモートワーク(テレワーク)

ABOUTこの記事をかいた人

矢島秀人(ヒデ)

現代社会のあり方に疑問を感じて、最強のフリーターを志す。東日本大震災を機に自立を決意、独自の手法「ブッダ∞アフィリエイト」を実践、2011年起業。現在は海の町で暮らしながら、主にネットビジネス・企業コンサル・FX投資などを行い、個人ビジネスの究極形を追求している。波乗りと旅と平和が好き。